拝啓 小池俊司くん
現在2021年6月13日、時刻は19時ちょうど。
3時間前、私は最愛の推しの夢を叶えられなかった。思わずごめんなさいが出てしまいそうになるけれど、あなたはきっとそれを望んでいないだろうから。
私が小池俊司という人間に出会ってから今日まで、嘘みたいに毎日が輝いていて、本当に幸せだった。
だから、そんな日常に一旦区切りがついた今、小池俊司くんへ。
まず、あなたがいつもそうしているように、感謝の気持ちを伝えさせてください。
PRODUCE101 JAPAN SEASON 2に挑戦するという決意をしてくれてありがとう。
幼い頃からダンスを愛して、エンターテイメントの世界を志してくれてありがとう。
最初の60人に残ってくれてありがとう。
自分の実力で登り詰め、私たちを常に引っ張ってくれてありがとう。
いつも向上心をもって、挑戦し続けてくれてありがとう。
いつも芯の強いまっすぐな言葉で伝えてくれてありがとう。
胸を突き動かすパフォーマンスをたくさん届けてくれてありがとう。
困難や苦悩のなかでもやり遂げる姿を見せてくれてありがとう。
ステージから降りた時に見せてくれた姿を通してたくさん楽しませてくれてありがとう。
何事にも全力で取り組む姿を見せてくれてありがとう。
あなたを通して素敵な人たちに出逢わせてくれてありがとう。
たくさんの幸せと笑顔をありがとう。
生まれてきてくれてありがとう。
もっともっと、たくさん伝えたいありがとうがあります。全ては書き切れないけれど、あなたという存在を知って、あなたを応援し始めて、私の人生は本当に変わったと思う。大袈裟じゃなくて本当に。あなたの姿を見て毎日生きる希望をもらっていたし、本当にキラキラした日々だった。そして、たくさんの事に気づかせてくれました。本当に本当にありがとう。
次に、小池俊司くん、どうか自分を誇ってください。
あなたを応援していたモプたちの団結力と熱さは、たしかにすごいものでした。
特にファイナル前の順位発表式が終わった時から、ものすごい熱量で布教やら投票の呼びかけをしていました。毎日何時にTwitterを開いても、誰かが布教をしていたり、布教のリプライの数は全体を見ても圧倒的だったんじゃないかな。
みんな小池俊司という存在を心からあたたかく愛していて、あなたの夢をなんとかして叶えたい一心だったと思う。小池俊司のためなら、自分にできることはなんだってしたかった。
そんなふうに思ったのは、あなたが他の誰でもない、小池俊司であってくれたからです。
いつもどんな時でも、周りの人へたくさん感謝の言葉を伝えていて、実力があっても常に謙虚で驕らず、各方面に対する配慮の行き届いた丁寧な言葉選びをして、誠実に自分と向き合い、まっすぐに夢に向かって向上心を持ち、悔いのないように挑戦し続けている、そんな全力少年だったから、私たちはみんな、あなたに託した。
今、どんな気持ちでいるのかわからないから、どんな言葉を選ぶのが正解かわからないけど、画面越しに出会った知らない誰かをこんなにも本気にさせて、こんなにも愛されている。
それをどうか、誇りに思って欲しいです。
結果からみれば、私たちはあなたの夢を叶えてあげられなかった。あなたと夢を重ねて進んできたけど、力不足だった。だからこんなことを偉そうに言える立場ではないかもしれないけど、どうか私たちが貴方に託してきたそのすべてを、自信に変えて自分を誇ってください。
あなたという存在がたくさんの人を熱くして本気にして笑顔にしてくれて幸せにしてくれた。
この事実を、自分がこんなにも愛されていることを、胸のすみっこに置いていてください。
あと、どうしても言いたいことがあります。
マイスタで私たちへ贈ってくれたお手紙。
本当に本当にありがとう。あんなに長いお手紙を、大変な期間に綴ってくれて本当にありがとう。
「モプ」って呼んでくれてありがとう。
「一人一人が僕の人生をつくっていると言っても過言ではないくらい、本当に僕にとってかけがえのない宝物です。」
まさかこんな言葉をもらえると思っていなくて、本当に嬉しかったよ。ありがとう。
それと同時に、あなたは私にとって、私たちモプにとって、かけがえのない宝物です。おぼえていて欲しいです。
本当にありがとう。
お手紙のなかで、アイドルとしての最終的な目標は「少しでも多くの方に、自分の活動で心が動かされたと言われるような、その方の原動力となれるようになることです。」
そう言ってたよね。
声を大にして言わせてください。もうなってるよ。少しでも多くの方に、を望んでいるけど、この番組を通してあなたに出会った多くの人が、あなたに心を動かされ、モプとなり、あなたを原動力としています。
本当にありがとう。
どんなことを伝えようとしても、結局ありがとうになってしまうぐらい、小池俊司という存在は私たちにとって大切でかけがえのない宝物であり、幸せや希望や勇気をくれた、光そのものでした。
きっと、あなたはこの道を諦めることなく、これからも挑戦を続けるんだと思います。
どんな道を選ぼうと、たとえそれがアイドルという道でなくても、私はあなたの選択を信じて、その挑戦を支えたいと思っています。
だからどうか、安心して、自分と向き合い、自分のやりたい事をやりたいようにやって欲しいです。
小池俊司という人間が自分の人生を歩けるように、そしてあなたが幸せでいられるように、心より願っています。
最後に、小池俊司くん。
本当にありがとう。世界で一番大好きだよ。
またあなたを見つけられる日を心待ちにしています。
体に気をつけて、幸せに、笑顔で過ごしていてね。長い期間、本当にお疲れ様でした。